2011年11月29日

オプティマス123R:香港ディズニーランドで見つけたガソリン・ストーブ

先日、香港に新しくできたディズニーランドに行ってきました。
で、その中のアトラクションのひとつ、「ターザンツリーハウス」(泰山樹屋)というのがあるのですが、これがアウトドア視点でおもしろかった!

要は東京ディズニーランドでいうところの「スイスファミリーツリーハウス」とほぼ同じなんですが、香港ディズニーランドでは設定がターザンが暮すツリーハウスということになっています。

そこになぜか漂着物で作ったような実験室(?)があり、そのなかになんとアウトドアでは定番ガソリン・ストーブ(コンロ)、オプティマス Optimus 123Rの姿があったのです。

オプティマス123R in 香港ディズニーランド・ターザンツリーハウス  香港ディズニーランドで見つけたオプティマス123R


オプティマス123R は、私も長く愛用しているガソリンコンロだっただけに、見つけた瞬間、胸が躍らんばかりにうれしく感じてしまいました。

スウェーデンで開発されてから100年以上に渡って姿を変えることなく作られ続けている古典的ガソリン・ストーブ(開発当初はスベア SVEA というブランド名でした)。その哀愁あるスタイルがターザンツリーハウスのノスタルジックな雰囲気にピッタリマッチしている感じなんですよね。真鍮でできているボディーは使い込むほどに古ぼけて味が出てくる感じがいいです。

ガソリンストーブ オプティマス123Rの魅力

昨今、アウトドア業界ではガスカートリッジ式のストーブが主流です。昔はガスは冬場にはパワーが足りないことが問題でしたが、最近はガスの配合によって寒冷地でも問題なく使えるようになってきましたので。

確かに私もガス・バーナーはいくつも持っていて、ちょっとした山行ならガス・ストーブで行くことも多いのですが、それは重量とか簡便性を考えた場合の話。ソロ山行でいいコンディションの場所を見つけてキャンプを楽しむというような場合は、私は絶対にガソリン・ストーブを持っていきます。

ガソリン・ストーブ、オプティマス123Rのある風景


数あるキャンプ・アウトドア道具のなかで、ガソリンストーブほど愛着と信頼性を感じさせる道具は他にないかもしれません。どこでも気軽に火を起こせるというアウトドアでは重要かつ文明の利器のありがたみを感じさせるというのもありますし、メカニカルな重厚感も重要なファクターです。

なかでもオプティマスのガソリン・コンロは、かつてはヨーロッパ開拓時代の家庭用コンロとして、またヨーロッパ登山の黎明期には各国登山隊を支えた重要なアイテムとして使われてきた定番製品です。博物館展示されているのもよく見かけます。

オプティマス123Rは、100年以上前から作られているにもかかわらず、おそらく実用的なガソリン・ストーブとしては、世界最小・最コンパクトな製品だと思います。ガスストーブに比べれば、どうしても重くはなりますが、今でもソロ・トレッカーが実用品として使う分にも充分現役としていけます。

ガソリンなので気温に限らず火力は安定。なによりゴォーッという燃焼音がいいんですよね。シンプルな機構でガソリンを気化させるためのポンプ等は付いていないので、プレヒートといってヘッド部分を加熱する必要がありますが、ガソリンをちょろっと垂らして点火してやればいいだけだから、なれてしまえばさほど面倒もありません。かえってその手間をかけて火をつけると言うところが古典的ガソリン・ストーブを使っているという感じがしていいんですよ。

オプティマスの123R 信頼度抜群のガソリンストーブ


海外の歴史的山小屋で 〜似合いすぎるオプティマス123R

私の場合、海外トレッキングでは、カートリッジ探しに困らないよう基本的にガソリン仕様のオプティマス123Rを持っていくのですが、いちばんこのストーブがマッチして気分良かったのが、ニュージーランドのとある山小屋でコイツを使ったときでした。

石作りの重厚な山小屋は100年以上前に作られた元旅籠でした。廃道となった歴史街道に残された小さな小屋のなかで、かつての旅人たちのことを考えながらオプティマス123Rで料理を作る。かつて実際にそんな場面がこの場所で繰りひろげられていたかもしれない、そんなふうに考えるとロウソクにぼんやりと照らされた小屋の中で、ひとりノスタルジックな気分に浸ってしまうのでした。
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