2014年05月28日

ミニ・マグライトとLEDユニット

使い込んだ電球仕様のミニマグライト今となってはすっかり時代遅れになってしまいましたが、私がアウトドアの世界に入って以来、永く愛用していたフラッシュライト(懐中電灯)は、ミニ・マグライト でした。

プラスチック製のちゃっちい筐体の懐中電灯ばかりだった時代に、アルミ削り出しのずっしりとしたスタイリッシュなマグライトがアメリカから入ってきたときは非常に憧れました。

当時は値段の高く、定価で6,000円近くした記憶があります。

だからこそ買うのにも勇気がいったし、手に入れてからも宝物を扱うように大事にしていました。

大事にしていたといっても、もともとヘビーな使用を想定して作られたミニマグライト。ちょっとやそっとのことでは壊れません。冬場、寒さに震える手で地面に落としたことも数知れず。表面のキズは増えていきましたが、接触不良で付かなくなったりすることは皆無。

さほど深くなければ水の中でも使えるし、いつでも安定した明かりに信頼感は絶大なものがありました。

そうして日本に入って以来過去20年以上にわたって、アウトドア用フラッシュライトの王者として君臨してきたミニマグライトですが、いまではすっかり業界の流れが変わってきました。

それは白色発光ダイオード(LED)製品の台頭です。

1993年、日亜化学勤務の中村修二氏(現カリフォルニア大学教授)が悲願だった青色発光ダイオードを開発して以来、これまで不可能とされていた白色に光る発光ダイオードが製品化されるようになりました。

以来、ゾクゾクと作られるようになった白色LEDのヘッドライトやフラッシュライトの数々。値段もぐんぐんと下がってきていて、いまやアウトドア用フラッシュライトといえば、白色LED仕様が標準というくらいにまでなってきています。

白色LEDライトの利点とすれば、まずは電池の持ちがいいこと。半導体素子であるLEDは熱をあまり出さずに効率よく電気エネルギーを光エネルギーに変換します。ミニマグライトは公称点灯時間が6時間ですが、LEDライトになると数十時間なんて製品もあるくらい。

球切れしないこともLEDライトの強みです。ミニマグライトはしょっちゅう電球が切れて交換の必要がありました。だからこそボトムキャップのところに予備球が装備されていたわけですが、LEDライトは半永久的に球切れを起しません。これもアウトドア・フィールドという極限の場所では大きな安心感です。

そんなわけで、私も今となってはミニマグライトをメインで使うことはあまりなくなってしまいました。

でも、これまで過去10数年にわたって、アウトドア・フィールドをともにしてきて傷だらけになったミニマグライトを手放すこともできず、車で出かけるようなキャンプのときなどは今でも活用しています。

そんな、いままでの愛着から、ミニマグライトを手放せないと言う人、多いんじゃないでしょうか?

ミニマグライトをLED化するキット嬉しいことに今では、ミニマグライトをLEDライト化するためのオプション・ユニットが登場しています。数年前から販売されていましたが、改良を重ねていまでは NITEIZE(ナイトアイズ) LEDコンボアップグレードキット AA LUC2-07 など、かなり明るい製品も登場しています。

お陰で照度はノーマルより明るくて、電池の持ちは従来の倍以上という、決して"古い"とは言わせない仕様でミニマグライトを使うことができるようになりました。

値段を考えるとあえて新品のミニマグライトとLEDユニットを買ってまで使う意味はありませんが、これまで使い親しんだミニマグライトをお持ちなら、それを現代風に復活させるためのLEDユニット、一考の価値があるかもしれません。