2007年07月21日

スペースペン(ブレット)を半額で購入!

横浜みなとみらいにある輸入アウトドアグッズショップ「A&Fカントリー」に行ってきました。

ちょうど在庫一掃セールだったのか、店頭に無造作に大きな段ボール箱が置いてあって、ワゴンセールのようなものをやってました。

ふだんそんなところは見向きもしないのですが、何気なく段ボール箱の中を覗いてみると、どっかで見たようなプラスチックのケースが、、、

フィッシャー社のスペースペンでした!

fisher スペースペンの外箱

スペースペンってご存じですか?

一言で言えばボールペンなんですけど、上向きにしても書けるし、水の中でもOKという、ちょっと特殊な用途に使われるボールペンです。

どんな場所で使われるかって?

その名のとおり、宇宙で使うために開発されたボールペン、それがスペースペンです。

もともとアポロ計画のとき、NASAの要請で開発されて以来、どんな劣悪な環境でも使える筆記具として、いまだに人気を博しています。(余談ですが、スペースペンが開発されるまでは、宇宙ではエンピツを使っていたのだそうです。)

フィッシャー社のスペースペン ― 私的にはアウトドアで雨の中でも使えるタフなボールペンと思っているのですが、世間的にはパーカーやグロスなんかと並ぶ"高級筆記具"の一種に扱われているみたいです。

スペースペンでも高級なモノになると実際にアポロ計画で使われたモデルだとか、アメリカのスミソニアン博物館に永久展示されているモデルなど、いろいろあります。

以前から私がアウトドアで愛用していたのは、フィッシャー社のスペースペンの中でもいちばん安いキャップアクションというプラスチックのモデルなのですが、今回、A&Fのガラクタボックスに入っていたのは、比較的高級タイプのペンが何ケースか。

なかでも私が前から気になっていたFisher スペースペン ブレット EF400というモデルを発見したもんだから大興奮。

迷わず買っちゃいました。

ケースの外側のボール紙サックはさすがに薄汚れていましたが、当然中は新品。それが半額で約1500円で手に入っちゃいました。

スペースペン・ブレット

これはブレット(bullet:弾丸)というように形がユニーク。たたんだ状態だと本当にボールペンなのかなと思う感じですが、でもなんともフォルムがきれい、美しいんですよね。

フィッシャー・スペースペン   スペースペン・ブレット

キャップを外して、尾部に取り付けるとフルサイズのボールペンになりますが、このキャップの着け外しの感覚も重厚感があって非常にナイス。

ポケットに入れておいたらどこかなくしちゃいそうな感じですが、デスクの上に何気なく転がしておくとオトナな感じでいいです。

アウトドアとは関係ないけど、憧れのものがひょんなことから手に入ってうれしかったので思わず書き込みしちゃいました。

2007年07月15日

マムート(MAMMUT)の携帯ポーチをトランシーバー・ケースとして

私、ザックはニュージーランドのマックパック(macpac)がお気に入りで、かれこれ10年近くひいきにしているのですが、そんな私が一目見て気に入ってしまったのがドイツのマムート(MAMMUT)社の携帯電話ポーチ

別にこれと言って理由はないのですがショップで一目見たときから、そのフォルムとシンプルなロゴマークに惹かれてしまいました。

ただ、私はもともと携帯電話は持たない派でしたので、購入するには至らず何年も過ぎていたのですが、去年あたりから仕事の必要に迫られてついに携帯電話を購入。

それを機についに憧れのマムート(MAMMUT)の携帯電話ポーチを買ってしまいました。

マムート mammut の携帯ポーチ
マムート(MAMMUT)ハンディポケット


こいつのいいところは装着方法がいろいろ選べるところでしょうか。

ふだんはベルトに横向きにつけていますが、ナスカンでベルト通しに吊してもいいし、なによりはアウトドア用だけにザックのショルダーストラップにつけられるのが便利。

ザックを背負っているときはちょうど胸元に位置しますので、着信音を聞き逃すことはないし、すぐに手が伸びるのがいいです。

もっとも山奥に入ってしまうと携帯電話は圏外ですから、フィールドではもっぱら無線機ケースとして使っています。最近のアマチュア無線機はかなり小型になってきました。

携帯電話ポーチにもすんなり入ってしまうんですよね。

mammutの携帯ケースとアマチュア無線機(トランシーバー)

これまではトランシーバーは腰やザックのサイドストラップに装着してスピーカーマイクを肩口につけて使っていましたが、最近は無線機をショルダーストラップに直付けというのがメインスタイル。

携帯電話を買う前から、無線機ポーチとして買ってても良かったなと思う今日この頃です。

2006年12月04日

山での命綱 コンパス(方位磁針)

ボーイスカウト制式のシルバコンパスコンパスは私がはじめて手に入れた正式なアウトドア装備かもしれません。

私が最初に手にしたコンパスは、写真のようなシルバコンパス。見てのとおりボーイスカウトのロゴマーク入り。私自身はボーイスカウトはやっていなかったのですが、ボーイスカウトをやっていた友達が持っているのを見て、どうしても欲しくなって親に言って買ってもらったのが最初です。確か小学校4年生くらいの頃だったかな。

それから早20年余、なんだかんだで使い続けていまだに現役。ずっと私のアウトドアライフを支えてきてくれたシルバコンパスですが、いつの間にか本体に亀裂が入り、中に封入されていたオイルが全部流れ出てしまいました。

オイルが無くなったせいで、磁針の振れがやや不安定にはなりましたが、それでもコンパスの使用には問題なさそうです。それにしても気付いてみればほんとボロボロ。そろそろ現役を退いてもらう頃かなと思っています。

そこで新しく購入したのが、見るからに新しいこんなコンパス。

Silva Compass Voyage  シルバコンパス ボヤージicon


ニュージーランドの登山用品店をプラプラしていたときに見つけて、目新しいその鮮やかな黄色いカラーに惹かれて思わず衝動買いをしてしまいました。

スウェーデンの歴史あるコンパスメーカー、シルバ Silva社の新作のようです。日本にはまだ入ってきていないようですが、BRUNTON(ブルントン)社というところの製品iconで似たようなコンパスは日本にも輸入されています。カラーリングといい、かなり細かいところまで造りが一緒なので、きっとブランド名だけを変えたOEM製品なんだと思います。

コンパスというとどうしても完成され尽くした古典的なギアというイメージがありましたが、このシルバ社のボヤージ・コンパスには、久々にワクワクするような魅力を感じてしまいました。

2006年11月29日

オプティマス123R:香港ディズニーランドで見つけたガソリン・ストーブ

先日、香港に新しくできたディズニーランドに行ってきました。
で、その中のアトラクションのひとつ、「ターザンツリーハウス」(泰山樹屋)というのがあるのですが、これがアウトドア視点でおもしろかった!

要は東京ディズニーランドでいうところの「スイスファミリーツリーハウス」とほぼ同じなんですが、香港ディズニーランドでは設定がターザンが暮すツリーハウスということになっています。

そこになぜか漂着物で作ったような実験室(?)があり、そのなかになんとアウトドアでは定番ガソリン・ストーブ(コンロ)、オプティマス Optimus 123Rの姿があったのです。

香港ディズニーランドで見つけたオプティマス123R    オプティマス123R in 香港ディズニーランド・ターザンツリーハウス

オプティマス123Rは、私も長く愛用しているガソリンコンロだっただけに、見つけた瞬間、胸が躍らんばかりにうれしく感じてしまいました。

スウェーデンで開発されてから100年以上に渡って姿を変えることなく作られ続けている古典的ガソリン・ストーブ(開発当初はスベア SVEA というブランド名でした)。その哀愁あるスタイルがターザンツリーハウスのノスタルジックな雰囲気にピッタリマッチしている感じなんですよね。真鍮でできているボディーは使い込むほどに古ぼけて味が出てくる感じがいいです。

ガソリンストーブ オプティマス123Rの魅力

昨今、アウトドア業界ではガスカートリッジ式のストーブが主流です。昔はガスは冬場にはパワーが足りないことが問題でしたが、最近はガスの配合によって寒冷地でも問題なく使えるようになってきましたので。

確かに私もガス・バーナーはいくつも持っていて、ちょっとした山行ならガス・ストーブで行くことも多いのですが、それは重量とか簡便性を考えた場合の話。ソロ山行でいいコンディションの場所を見つけてキャンプを楽しむというような場合は、私は絶対にガソリン・ストーブを持っていきます。

数あるキャンプ・アウトドア道具のなかで、ガソリンストーブほど愛着と信頼性を感じさせる道具は他にないかもしれません。どこでも気軽に火を起こせるというアウトドアでは重要かつ文明の利器のありがたみを感じさせるというのもありますし、メカニカルな重厚感も重要なファクターです。

なかでもオプティマスのガソリン・コンロは、かつてはヨーロッパ開拓時代の家庭用コンロとして、またヨーロッパ登山の黎明期には各国登山隊を支えた重要なアイテムとして使われてきた定番製品です。博物館展示されているのもよく見かけます。

オプティマス123Rは、100年以上前から作られているにもかかわらず、おそらく実用的なガソリン・ストーブとしては、世界最小・最コンパクトな製品だと思います。ガスストーブに比べれば、どうしても重くはなりますが、今でもソロ・トレッカーが実用品として使う分にも充分現役としていけます。

ガソリンなので気温に限らず火力は安定。なによりゴォーッという燃焼音がいいんですよね。シンプルな機構でガソリンを気化させるためのポンプ等は付いていないので、プレヒートといってヘッド部分を加熱する必要がありますが、ガソリンをちょろっと垂らして点火してやればいいだけだから、なれてしまえばさほど面倒もありません。かえってその手間をかけて火をつけると言うところが古典的ガソリン・ストーブを使っているという感じがしていいんですよ。

海外の歴史的山小屋で 〜似合いすぎるオプティマス123R

私の場合、海外トレッキングでは、カートリッジ探しに困らないよう基本的にガソリン仕様のオプティマス123Rを持っていくのですが、いちばんこのストーブがマッチして気分良かったのが、ニュージーランドのとある山小屋でコイツを使ったときでした。

石作りの重厚な山小屋は100年以上前に作られた元旅籠でした。廃道となった歴史街道に残された小さな小屋のなかで、かつての旅人たちのことを考えながらオプティマス123Rで料理を作る。かつて実際にそんな場面がこの場所で繰りひろげられていたかもしれない、そんなふうに考えるとロウソクにぼんやりと照らされた小屋の中で、ひとりノスタルジックな気分に浸ってしまうのでした。

2006年11月18日

単独山行のお供に iPod nano

単独行登山にお薦めのipod単独山行がメインの私が、山で意外と重宝しているのがiPod です。

iPodとは言わずとしれたハードディスク/USBフラッシュメモリ式の超小型デジタルオーディオ。

ひとりテントの中で過ごす夜の時間など、コイツがあるとすごく贅沢な時間を演出できるのが気に入っています。

まあ、もちろん従来からあったようなMD/CDのヘッドホンステレオでもいいのですけど、iPodをはじめとしたハードディスク/USBメモリ式のヘッドホンステレオのいいところはなんといってもその膨大なメモリ容量。

曲数で言えば数千曲が入ってしまうのですからスゴイことです。
これまでのふつうのウォークマンだと、なんのCDを持っていこうかなと出発前に頭を悩ませていましたが、iPodなら悩むことありません。

だって、中に自分の持っているCDが全部収まっているんですから。
CDラックを丸ごと野外に持ち出しているようなものです。

音楽なんてものは、場所や雰囲気・気分によって何が聞きたいのか変わってきます。だからこそやっぱりUSBメモリ式のiPodの出番だと思うのです。

野外では日が暮れたらやることないし、夜はとっても長い。
そんなときにテントの中でひとりバーボンのお湯割りでも飲みながら気分に合わせて音楽を聴く。最高のアウトドアの過ごし方です。

i-podの変わった使い方としては、テキスト・ビューワー機能があります。そこで青空文庫などから歴代の文豪の文学作品をダウンロードして、iPodに入れておけば、移動の電車の中などで読書もできてしまう。

まあ、小さい画面なので文庫本などに比べれば相当読みにくいですけど、いつか読んでみようかなと思っていたような文豪の小説などがあったら、iPodに取り込んでおいてもいいかも知れません。暇なときふと読んでみたくなるかもしれませんし。

私が使っているのは一世代前のiPod-miniですが、今ではより小さなipod-nanoが登場しています。ハードディスク式ではなく、USBフラッシュメモリを使っていますので、音飛びは無くなりましたし、消費電力も小さいため小さなバッテリーでより長時間使えるようになりました。

登山口までの電車・バスの中でも電池の持ちを気にしながらケチケチする必要はありません。登山に音楽なんて! とお思いの人もいるでしょうが、単独行にはiPod、お薦めですよ。

2006年11月12日

テント - ゴアライト (ICI石井スポーツ)

ICI石井スポーツのテント「ゴアライト」私がかれこれ10年以上愛用しているテントは、新宿にあるICI石井スポーツのショップオリジナル・テント『ゴアライトGoreLight』です。

黄色い山岳テントと言えばゴアライト。アウトドア業界ではかなりポピュラーなスタンダードテントといっていいかもしれません。著名人の中でも愛用者は多いですよね。

椎名誠のエッセイ本の中でもしょっちゅう出てきますし、斉藤政喜(シェルパ斉藤)とか、冒険家でいつの間にか大学の助教授になってしまった九里徳泰もヘビーユーザーで知られています。

今でこそ、ゴアテックスを使ったテントはたくさんありますが、世界ではじめて作られたゴアテックス製テントがこのICI石井スポーツのゴアライト GoreLight なんですね。もともとエベレストへの最終アタック用に作られテントだけあって、軽量コンパクト&頑丈。大きなメーカーではなくショップブランドというのが気になるところですが、これだけ定評が付いているテントなら安心です。もう完全にスタンダードと言ってもいいくらいだと思います。

私が愛用しているのは居住性を考えて2〜3人用ですが、重量は1.6kg。メチャ軽です。海外で山小屋泊まりを中心にトレッキングをしていた時期があるのですが、非常用として常にこのゴアライトはザックの中に入れていました。そんな持っていることを意識させないコンパクトさは秀逸です。

ゴアライトテント 西表島のジャングルにて  ゴアライト・テント収納サイズ

過去10数年で、通算500泊ほどはしていますが、大きな不具合もなくいまだに現役です。日射しの厳しい沖縄の離島への数ヶ月間張りっぱなしにしたりと、なかなかハードには使っているつもりなんですが、さすがはホンモノの道具だけあって、ちょっとやそっとじゃ壊れません。

防水透湿性素材のゴアテックスでできているので、雨の中ゴアライト単体で使ってもとりあえずは大丈夫。テント内が結露しないのもゴアライトののいいところです。三層構造になったゴアテックスのレイヤーが剥離したりしていますが、それでも雨漏りはありません。

最初から雨がわかっているときは専用のフライシートをかけたり、タープを併用したりもします。それはゴアライトの防水性に問題があるからではなくて、出入りのときに入口から雨が流れ込むから。まあこれはこれは構造上、仕方がない部分ですね。

登山ではなく、滞在が目的の山行やキャンプのときは居住性を考えてゴアライトと一緒に小さなタープを持っていくようにしています。テントの上にタープを張っておくんです。下手に専用のフライシートよりはいいです。朝型フライの内側が結露して畳むのに苦労することもないし、タープなら下にいろいろものもおいておけるし。

小型軽量の山岳テント+小型タープの組み合わせ、いいですよ〜。

タープと組み合わせて使うゴアライトいま私がゴアライトと組み合わせて使っているメインのタープは、スノーピークのペンタという五角形のライトタープ。以前使っていたウィング・タープに比べて有効面積が増えて、生活空間としてのテントサイトが充実しました。色合いといい、形といいお気に入り。ちなみにタープ用のポールは持っていきません。立木が1本あればどうにか張れるから。実際それで困ったことはないです。


⇒ ICI石井スポーツ『 ゴアライト/GoreLight



2006年07月18日

スイスアーミー・ソルジャーナイフ

アウトドア・スポーツの中でも、私が好きなのは"トレッキング"と言うヤツです。日本では登山というくくりに入れられてしまうことが多いのですが、まあ、用はレジャーとしての山歩きです。登山みたいにハードに山頂を目指すという硬派なスポーツではなく、のんびり野山を歩きましょ、という軽いスタンス。

それとキャンプも好きなので、トレッキング+キャンプということで、テントやポータブルの調理器具など一式を担いで、野山を散策。景色のいい場所や気が向いたところでテントを張って、のんびりと時間を過ごす、なんて楽しみ方をしています。

そんなスタイルですので、私が愛用するナイフはもっぱら調理用。
アウトドアというとナイフは付き物ですが、よく考えてみると、ナイフを使う場面というと料理のときが圧倒的で、場合によってはナイフなんてなくてもいいようなことが多いんですよね。

ナイフというと、どうしても"男のロマン"的なものを感じてしまうのですが、あれこれこだわったところで、所詮は包丁替わりというのが現実だったりします。

正直、私もこれまでナイフはいろいろと手にしてきました。ガーバーやバックはもちろん、アーミーテイストが魅力のアル・マーとか。

いろいろ使ってきた中で、やっぱりこれなんだよなというのは、実はスイスアーミーナイフ(ツールナイフ)でした。

ウェンガー社ソルジャー・ナイフアーミーナイフというと、ビクトリノックス VICTORINOX やウェンガー WENGER といった赤いハンドルの10徳ナイフのイメージがありますが、私が愛用しているのは、こんな銀色のハンドルのシンプルなモノです。ブレードの数は4つ。メインナイフと缶切り、マイナスドライバー、それに錐だけ。

これこそ元祖アーミーナイフとも言うべきモデルで、スイス・ウェンガー社の"ソルジャー"と言います。今現在もスイス軍で実際に使われているもので、シンプル&頑丈さが売り。

赤いハンドルのいわゆるふつうのアーミーナイフも使っていたことがあるのですが、ポケットに入れておくとプラスチックのハンドル(柄)がドンドン傷ついていくし、料理に使った後に水洗いをするとピンセットや爪楊枝の隙間に水が入ってなんだか衛生的にすっきりしないのが気になりました。結局ところ、ふつうのアーミーナイフは料理には適さないってことなんですよね。

そこで使うようになったのが、ウェンガー社のソルジャー・ナイフ

ウェンガー・ソルジャーナイフ(スイス軍制式採用モデル)

スイス陸軍の正式採用ナイフなので、メインブレードもひとまわり大きめ。それが使いやすいです。大きめの栓抜き兼マイナスドライバーを海に潜って貝を岩からはぎ取るテコ替わりに使ったりもしますが、サビが出たことは皆無。ホントとにかく頑丈。

ナイフはいくつも持っていますが、なにか一本を、というときに持ち出すのはこのウェンガーのソルジャーなんですね。長年使っているので、刃は研ぎ減りして形がだいぶスマートになってきました。それに傷だらけですが、それがかえって味になってきて気に入っています。

2006年05月28日

ミニ・マグライトとLEDユニット

ミニ・マグライト mini-mag-lite

今となってはすっかり時代遅れになってしまいましたが、私がアウトドアの世界に入って以来、永く愛用していたフラッシュライト(懐中電灯)は、ミニ・マグライトでした。

プラスチック製のちゃっちい筐体の懐中電灯ばかりだった時代に、アルミ削りだしのずっしりとしたスタイリッシュなマグライトがアメリカから入ってきたときは非常に憧れました。

当時は値段の高く、定価で6,000円近くした記憶があります。
だからこそ買うのにも勇気がいったし、手に入れてからも宝物を扱うように大事にしていました。

大事にしていたといっても、もともとヘビーな使用を想定して作られたミニマグライト。ちょっとやそっとのことでは壊れません。冬場、寒さに震える手で地面に落としたことも数知れず。表面のキズは増えていきましたが、接触不良で付かなくなったりすることは皆無。

さほど深くなければ水の中でも使えるし、いつでも安定した明かりに信頼感は絶大なものがありました。

そうして日本に入って以来過去20年以上にわたって、アウトドア用フラッシュライトの王者として君臨してきたミニマグライトですが、この5年ほどの間に業界の流れが変わってきました。

それは白色発光ダイオード(LED)製品の台頭です。
1993年、日亜化学勤務の中村修二氏(現カリフォルニア大学教授)が悲願だった青色発光ダイオードを開発して以来、これまで不可能とされていた白色に光る発光ダイオードが製品化されるようになりました。

以来、ゾクゾクと作られるようになった白色LEDのヘッドライトやフラッシュライトの数々。値段もぐんぐんと下がってきていて、いまやアウトドア用フラッシュライトといえば、白色LED仕様が標準というくらいにまでなってきています。

白色LEDライトの利点とすれば、まずは電池の持ちがいいこと。半導体素子であるLEDは熱をあまり出さずに効率よく電気エネルギーを光エネルギーに変換します。ミニマグライトは公称点灯時間が6時間ですが、LEDライトになると数十時間なんて製品もあるくらい。

球切れしないこともLEDライトの強みです。ミニマグライトはしょっちゅう電球が切れて交換の必要がありました。だからこそボトムキャップのところに予備球が装備されていたわけですが、LEDライトは半永久的に球切れを起しません。これもアウトドア・フィールドという極限の場所では大きな安心感です。

そんなわけで、私も今となってはミニマグライトをメインで使うことはあまりなくなってしまいました。

でも、これまで過去10数年にわたって、アウトドア・フィールドをともにしてきて傷だらけになったミニマグライトを手放すこともできず、車で出かけるようなキャンプのときなどは今でも活用しています。

そんな、いままでの愛着から、ミニマグライトを手放せないと言う人、多いんじゃないでしょうか?

ミニマ グAA用LEDユニットM-1 type4嬉しいことに今では、ミニマグライトをLEDライト化するためのオプション・ユニットが登場しています。数年前から販売されていましたが、改良を重ねていまでは ミニマグ2AA用LEDユニット タイプ4iconなど、1W球LED製品も登場しています。

お陰で照度はノーマルより明るくて、電池の持ちは従来の倍以上という、決して"古い"とは言わせない仕様でミニマグライトを使うことができるようになりました。

値段を考えるとあえて新品のミニマグライトとLEDユニットを買ってまで使う意味はありませんが、これまで使い親しんだミニマグライトをお持ちなら、それを現代風に復活させるためのLEDユニット、一考の価値があるかもしれません。